仮説の立て方 — 概要と目的
仮説は「調べたい問いに対する仮の答え」であり、調査や実験の方向性を決める基盤です。仮説は検証可能で具体的に表現することが重要です。
目的
上達のルールに従えば上達できるルールを作る
目的にまでたどり着ける力 ランキング
上達はチェスみたいにパーツ展開していってある日いきなりできるようにするのが一番健全 (実験中)
チェスのようにパーツの展開とチェックメイトをするのを上達に使う
- ピアノ= 一回弾いてから(展開)他の曲を弾くか(集中)録画するかの2択に分ける。
孤独と恥と習慣 = 10
- 孤独=人と交わるのが無理なので一人でやること。
- 恥=恥じるコストを払わないと上達は無い。
- 習慣=毎日やらないと上達は無い
この3つを上達したいことに当てはめる
- ピアノ = AIにだけ質問してピアノを学ぶ(孤独)。弾いた曲を投稿する(恥)。毎日夜にピアノを弾く(習慣)。
- Duolingo = Duolingoで独学(孤独)。ポストする(恥)。毎朝レッスンする(習慣)。
- 分散学習 = AIにだけ質問して学習する(孤独)。学習したことを投稿する(恥)。昼の作業の一発目は必ず分散学習(習慣)。
- サイト = AIにだけ質問して学習する(孤独)。仮説と成長記録を投稿する(恥)。昼の作業の二発目は必ずサイト(習慣)。
- イラストと漫画 = AIにだけ質問して学習する(孤独)。ポストと投稿(恥)。昼の作業で余った時間(習慣)。
- 問題解決とメモ = AIにだけ質問して学習する(孤独)。ー(恥)。 昼の作業で余った時間(習慣)。
- 運動と家事 = AIにだけ質問して学習する(孤独)。ー(恥)。 昼の作業の合間に(習慣)。
- 料理 = AIにだけ質問して学習する(孤独)。ポスト(恥)。毎朝と毎晩に料理する(習慣)。
ステップ(順序)
- 問題の明確化:知りたいことを一文で書く。
- 先行調査:既存のデータや事例を読み、未解決点や疑問点を洗い出す。
- 原因仮定の構築:なぜその現象が起きるのか原因を複数挙げる。
- 仮説の具体化:原因と結果の関係を「AだからBである」の形で一つか二つに絞る。
- 検証可能性の確認:観測・測定できる指標や条件で仮説を表現する(数値化や比較条件を設定)。
- 優先順位付けと簡素化:実行可能な順に仮説を並べ、まず検証しやすいものから試す。
仮説の良い書き方(例とフォーマット)
- 良い形式:目的語(対象)、条件、期待される結果を明確にする。例:「X属性を持つ顧客は、Y施策を受けると購入率が上がる」。
- 単純化:複雑な仮説は分解して小さな仮説にする。検証が容易になり再現性が上がる。
- 否定文は扱いに注意:否定形の仮説(例:~は存在しない)は証明が困難な場合があるため、可検証な肯定形に置き換える方が実務的です。
チェックリスト(仮説を立てたあと)
- 測定できる指標があるか。
- 比較対象(対照群)が定義されているか。
- 具体的な条件と期待する変化(方向・大きさ)が書かれているか。
- 先行研究や現場知見と矛盾しないかを確認したか。
実務的なコツと注意点
- まず多数の仮説を作り、取捨選択する(量から質へ)。
- 直感や観察から出した仮説も有効だが、必ず検証可能な形に落とす。
- 異なる視点から複数の仮説を用意すると新しい発見につながる。
- 仮説は最終結論ではなく「検証のためのツール」であると扱う。
例題(マーケティング領域)
- 問い:販売が落ちた理由を知りたい。
- 仮説A:価格が高くなったため購入が減った。
- 仮説B:競合の新商品によってシェアを奪われた。
- 検証方法:価格弾力性の分析、競合投入前後の購買データ比較(対照群設定)。
以上を踏まえ、まずは自分の問いを一文で書き、検証しやすい具体的な仮説を1〜3個作ってみてください。
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